ハングリーフォーワーズ
英語で恋愛小説を読んでみる
英語で恋愛小説を読んでみる

片野 順子 著

■判型:A5並製
■ページ数:256
■重量:363g

1,365円(うち税65円)
※別途送料210円

初恋・結婚・失恋・別れ・不倫など、10のテーマの
ラブ・ストーリーを、やさしい英語で読んでみる。

英文を読むことは、なかなか長続きしないものですが、
テーマが 「恋愛」 であれば、英語が苦手な人も
少しずつ読んでみることができるのではないでしょうか?

本書は、若い日本人女性を主人公に、様々なキャリアの女性が、
外国の男性と恋をしたり、失恋したりする物語を集めた短編集です。

<目次>
1 First Love (初恋)
2 Virtual Love (仮想恋愛)
3 An Ambassador's Love (大使の愛)
4 Good-bye, My Love (さようなら、私の恋)
5 Love Game (ラブ・ゲーム)
6 Light and Shade (光と影)
7 Betrayal (裏切り)
8 When Love Changes to Friendship (愛が友情に変わる時)
9 The Last Love Letter (最後のラブ・レター)
10 The Gift of the Magi (賢者の贈り物)
☆ 恋愛のコラム
・ 愛の表現
・ プロポーズの表現
・ ベッドの中の会話
・ 別れの表現
・ NY のキャリアウーマンの恋愛
・ スマートな誘い方、受け方
こんな方へおすすめです
● 楽しみながら英語に取り組みたい方
● 恋愛小説が好きな方
● ペーパーバックは難しそうだけど、でも英語の読み物には挑戦してみたいという方
● 英語のリーディング力をつけたい方
● 英語のボキャブラリーを増やしたい方

内容のご紹介
本書には、こんなラブストーリーの数々が載っています♪
(“An Ambassador's Love”「大使の愛」より、一部抜粋)
  Suki would never forget that night. After leaving the club, Juan Carlos took her to his residence in Roppongi. His apartment was in a very luxurious apartment building. When they went up to his apartment on the 10th floor, they didn't talk much but just looked at each other. Their eyes were expressing the excitement between them.
  "Please, come in." Juan Carlos invited Suki. In his designer living room, he put on a CD of Johann Strauss.
  "This music is perfect for learning how to waltz properly," he told her. "I can't believe you've never danced like this before."
  "Never, Mr. Ambassador," Suki replied.
  "Don't call me ‘Mr. Ambassador’. Please just call me Juan Carlos." He took Suki's right hand in his and laid the other gently on her waist. He took the lead, so all she had to do was follow his steps.
  "Oh, you are very good for a beginner,"  Juan Carlos told her.
  Suki had studied ballet as a child which had given her good posture and a sense of timing, yet what surprised her was that it was so easy to follow his lead.
  "I guess you've had a lot of experience dancing like this, haven't you?"
  "Yes, of course. As a diplomat it is very important to be able to waltz."
  "I didn't mean that exactly. You've probably had a lot of girlfriends is what I meant."
  "Do you think so?"  He laughed."  Well, a few I guess, but usually I'm too busy to have a girlfriend. That's why I am still single, I suppose," he continued.
  "I can't believe it. You are too handsome and skilled a dancer for that!"  She said truthfully.

 スキはその夜を忘れることができない。クラブを出ると、ファン・カルロスは彼女を六本木の自宅へ連れて来た。彼のアパートはとても豪華な建物だった。10階の彼の部屋に着くまで、二人は言葉少なく、ただ見つめあっていた。その目には二人の間の気持ちの高ぶりが表れていた。
 「入ってください。」ファン・カルロスはスキを部屋の中へ招き入れた。しゃれたリビングルームに入ると、彼は、ヨハン・ストラウスのCDをかけた。
 「この曲は、ワルツを学ぶのに最適です。」 彼は彼女に言った。
 「これまでにダンスをしたことがないなんて信じられない。」
 「ないんです。大使様。」 スキは答えた。
 「大使様なんて呼ばないで下さい。ファン・カルロスと呼んで下さい。」
 彼はスキの右手をとると、もう一方の手を彼女の腰に回した。彼のリードに従って、彼女はステップを合わせればよかった。
 「おや、初めてにしては上手ですね。」
 ファン・カルロスが彼女に言った。スキは子供の頃、バレエを習っていたおかげで、姿勢がよく、タイミングもつかんでいた。しかし、彼女が驚いたのは、彼のリードについていくのがとても簡単だったことだ。
 「ダンスの経験がたくさんおありなのですね。」
 「もちろんですよ。外交官にとってワルツが踊れるということは大事なことなのです。」
 「本当はそういう意味で聞いたのではありません。たぶん、たくさんの方とお付き合いしたことがおありなんでしょう?」
 「そう思いますか。」 彼は笑った。
 「2、3人のガールフレンドはいましたが。でも忙しすぎてガールフレンドにも縁がありませんでした。だからいまだに独身なんですよ。」 彼は続けた。
 「信じられません。こんなにハンサムでダンスもお上手なのに…」 彼女はまじめに言った。

著者紹介
片野 順子(かたの・じゅんこ)
・上智大学外国語学部英語学科卒業。
・1991年より、NHK 教育語学番組の制作に関わる。
・NHK テレビ英会話インタビュアー、ラジオ上級基礎英語ディレクター、
 NHK BS 「ハロー大使館」のコーディネーター兼ディレクターなどを務めた。
・これまでに100ヶ国以上の大使館を訪問し、現在は
・雑誌、テレビを通じて各国の文化を紹介するジャーナリスト。
・テレビ神奈川 「サロントーク大使夫人」 のインタビュアー及びコーディネーターも務める。
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